撮影レポート

「食べる女性」に特化した写真集 低脂肪カメラの撮影レポート

低脂肪カメラ の撮影の現場と悲喜こもごもをレポートします。

Vol.28 Apple Poison

コスプレイヤーとし活動中のfuuukaさん。

平日は会社で事務職の仕事をしているそうです。
fuuukaさん曰く、普段コスプレする時はメイクは自分、衣装は自前ということが多いという。エヴァのプラグスーツも艦コレなどのアニコスも自前制作もけっこうあるそうです。コスプレROM(DVD)の編集やジャケットも自分で作るとのことで、コスプレイヤーとはマルチプレイヤーなのかと関心するばかりです。

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さて、今回はスタジオ撮影です。
野外の自然光で撮る写真はそれだけで雰囲気でますよね。
でも自然光に頼らないスタジオの撮影では、照明光のコントロールがとても大事なんでしょうね。たぶん・・・。
あまり写真に詳しくない方でも何となくわかると思います。
安藤さんはなにやら納得いかないのか、何度もやり直しています。

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スタジオのiPODのBGMは安藤セレクションで、ROSEのテーマ曲が流れてきたので、安藤さんに「ベッドミドラー?っ」て聞いたら、手嶌葵だそうです。
軽く世代間ギャップを感じたところでメイクもぼちぼち出来上がってきました。まつげはいつもより長さが際立ちます。

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小道具はリンゴの入った篭。
私、衣装とリンゴ見てはじめて理解したけど、これ白雪姫だったんですね。


fuuukaさんは、さすがにいつもコスプレ撮影会で撮られ慣れているだけのことはあります。撮影が開始されるとポージング中の動きが止まることはありません。

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マルチな才能やそれができる平和な時空間とは裏腹に言いたいことも言えないそんな世の中がわりとリアルになってきた昨今、POISONは反町 with リッチー・サンボラじゃない、リッチー・コッツェンという複雑な世の中です。

誰もが他人を魅了する毒を手に入れたいわけです。

http://lowfatcamera.tumblr.com/post/138407597939


(た)

Vol.27 Obey Your Thirst

 

10月の三連休最終日、まだまだ夏の日差しが照りつける中、

観光客でごった返す鎌倉。

そんな鎌倉駅から徒歩数分のラーメン屋「鎌倉REN」

 

今回が初参加のアートディレクター辻さんの指示のもと

休日のゆるりとした空気の中撮影が始まりました。

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 今回はなんとカメラマン、AD以外のスタッフ・モデルが22〜26歳女子という

若々しいチーム!

 

モデルのMariyaさん、見た目の可愛さとは裏腹に

バリバリ日本語が話せてビックリ

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まずは塩ラーメン

バシバシ撮って、ズルズル食べて、それはもう見事なまでの完璧なすすり方!

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次は鎌倉野菜ラーメン

ホッピー

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なんとも美味しそうに食べてくれます。

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美女とラーメン、最高です。

ごちそうさまです。

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AD辻さんの同級生のお店だそうで、

優しくさっぱりしたラーメンが頂けます。

今回は塩ラーメンと野菜ラーメンのみでしたが

次はカレーラーメンを食べてみたいです

(yu)

Vol.26 遅く起きた朝は

前回に引き続き、私以外は全員女子スタッフでの撮影となります。 

発案者の行川さんの原案ではキッチンでYシャツ一枚で朝っぽいイメージ。
場所については候補を検討した結果、女子のキッチン系小物がそろっているところ。
つまり行川さんの自宅がいいとのことです。

テザー撮影でコンピューターに写真が映し出される度に「きれい」「かわいい」という女子のノリにも少しだけ慣れはじめました。

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また、今回は低脂肪カメラ初といいますか、たまたまそうなったといいますか、モデルさんが2回目の登場です。

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ちょうど5年前ではなかったかなとおもいます。
モデルの龍宇堂マキさんは以前に千葉の海岸のロケのモデルとしてお願いしたことがあります。

その頃よりも活動の幅を広げられていて流石なのですが、撮影が始まると一挙手一投足の所作が絵になるムードがあります。音楽でいえばインプロビゼーション、芝居でいえばエチュードのように、イメージされている場面に適応する能力に、現場の皆は羨望を禁じ得なかったのではないかな?

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http://lowfatcamera.tumblr.com/post/129993793117

夏が終わり外気はすっかり肌冷えする季節になりました。
早秋の朝に寝坊してないで、いのちみじかし恋せよ乙女。


敬具
(タ)

lowfatcamera.com

vol.025 Forever SUMMER

2015年、永遠の夏と称して、今夏の最後を飾る作品です。
今回はアートディレクター、フォトグラファー、スタイリスト、ヘアメイクの全てのスタッフが女性という布陣で挑みます。

場所は大江戸線の豊島園駅から徒歩1分。「水と緑の遊園地 としまえん」へと続く道にある、かき氷専門店 HACHIさん。

モデルさんは撮影担当の安藤さんがスカウトしたYummiさん。


9:00に集合しまして、11:00の開店前に撮影の予定です。

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さっそくメイクのがはじまりまして、お店の外で待っているあいだにも通りには、としまえんに向かう家族づれやカップル、学生さんなどが行き交います。
「こんなところに、かき氷専門店あったの!」「気になるから、あとで行こう」など、なかなかの注目スポットのようですね。

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今回は髪飾りかカチューシャをつけるようですね。

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お店の方が陶器とテイクアウトの器を選ばせてくれて、アートディレクターの行川さんは器をテイクアウト用のものに決めたようです。

メイクが終わりましたので、店内に私も呼ばれました。撮影開始です。
テザー撮影で安藤さんがシャッターをきりはじめまると、
「かわいい!」「すごい、かわいい!」という歓声が舞います。
これまでのおっさんメンバーの撮影現場にはなかった風景がここにありました。

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店内でのカットも終了して、数分間の店前での撮影中は、通り過ぎる人たちのうち、

男性1人、女性2人、合計3人がYummiさんのを見て、日常的な声量で「かわいい!」というつぶやきを確認しました。

かき氷専門店 HACHIさんは9月いっぱいまで営業されているそうです。
としまえんんにお越しの際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

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さて、撮影も終了しましたので、みんなでかき氷をたべましょう。
蜜はどれも特製。パッションフルーツは種がプチプチと酸味がなんとも珍しくかき氷といえど美味に舌鼓をうち、この現場をあとにしました。


(タ)

店名 かき氷専門店 HACHI
住所 東京都練馬区練馬 4-15-18(Google マップ
アクセス 地下鉄大江戸線 豊島園駅下車 徒歩約1分
西武池袋線 豊島園駅下車 徒歩約2分

vol.024 「真夏の喜憂」を公開しました

大変です!
今年もこのままでは夏が終わってしまいそうです。
クリエイター諸兄の皆さんに支えられている低脂肪カメラの撮影。
しかし制作のお仕事をしているみなさんにおいては1年に何度かあるお盆前の繁忙期。

モデルのMAOさんの本人の希望ということで、海で撮ることは決まりました。
海といえば、先日のブラタモリ鎌倉編でも紹介されていた江ノ電に乗りたいな。

MAOさんは次のお仕事があるため、17:20には撤収です。
撮影時間は1時間もありません。


14:30
仕事の関係で私、ヘアメイクの本多さん、MAOさんと由比ヶ浜の駅に昼過ぎから集合です。そしてテクテクと由比ヶ浜海水浴場に歩いているだけで汗が湧き出ます。アイデアは湧き出ません。

撮影開始は16:30からの予定ですので、移動もあるし、そんなに余裕があるわけでもないので、さっそく海の家の片隅を借りましてメイクしていただくわけです。
ところが西日が暑い!この上なく陽当たり良好!
MAOさん、本多さん、暑いながらもバリバリメイクを仕上げていただき、助かります。

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このあいだに撮影部到着を待つ。

16:00過ぎ
カメラマンのトミユキさん(以下、トミ)に電話。

私「いまどの辺ですか?」
トミ「銀座!(前の仕事が)終わらなーい。やばーい。」
私「やばいっす!」
トミ「ご飯たべてて」
私「ご飯食べてていけます?」
トミ「大きな声では言えないけど、十分時間ある!うん」
私「ここから移動しないとダメです」
トミ「ご飯食べて移動しても十分時間ある!うん」
私「わかりましたー」

15:40頃
この片隅にいても暑いのでフードコートでお食事と会話で危機感をしずめて、カントダウンという鎮魂歌を静かに心のなかで歌います。

16:30頃
トミ「やっと鎌倉市にはいった」
私「わかりました!移動します」
トミ「渋滞であと10kmだけど、どのぐらいかかるかな・・・」

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そうえいば、めっちゃ混んでる。

この会話文章で見るとトミさんってひどい人みたいに見えるかもしれないけど、この時はひどかったな〜。いやいや、トミさんだからここまで来るわけであって、普通は間に合わないスピード感で尊敬する次第です。


16:45頃
江ノ電で稲村ガ崎駅に移動です。由比ヶ浜駅に着いたと同時電車が到着。
これはなかなかの奇跡。良い潮目に遭遇してるよ。海だけに・・・
江ノ電で稲村ガ崎駅まで3駅。海水浴場のお客さんと学生と住人に混ざって汗ばむなぁ。実は私、前日にロケハンに来ていたのですが、すでにその現場に移動する時間はありません。セブンイレブンでアイスを買ってるあいだに、本多さんとMAOさんには公園に向かってもらうようお願いしました。

17:00過ぎ 着信
トミ「場所、どこだっけ?」
私「稲村ガ崎公園です」
トミ「駐車場あるかな?」
私「稲村ガ崎温泉の西側にあります」

17:08頃
稲村ガ崎公園前の駐車場にトミさん到着。
慌てて2人で機材を運び、急遽、稲村ガ崎公園の柵を越えた、絶景の段差の場所が奇跡的に誰もおらず空いてるのをトミさん発見。

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夕日がいい感じで綺麗だな。思ってより理想的な角度です。

トミさんはひどい速さでモノブロックを組み、バッテリーにケーブル挿しながらシャッター押す。押す!押す! ある程度は過言です。

タイミング、場所、テンション、少し汗ばんだ質感、モデルさん表情。
これを偶発的な必然性といわんでなんとする。

以上です。
(タ)

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©低脂肪カメラ製作委員会